ピグマリオン幼児家庭学習の【かけ算】が秀逸!九九だけでなく1桁×3桁もマスター

小学2年生(おうち勉強)

小学2年生の算数の学習のメインはかけ算!!
自分が小学生の時は訳も分からずにとにかく九九を覚えこんだ苦い思い出があります。
九九の暗唱はどこの学校もやるのかなと思っていますが、余裕をもって学習できるように、夏休み中にかけ算をできるようにしたいというご家庭多いのではないでしょうか??

mako
mako

私は九九は覚えたけど、本質を理解してなかったので、1桁×1桁の九九以外のかけ算が苦手だった。子供には九九の暗記だけでなく本質も学んでほしい!
共感される方の参考になればと思います。

 

小学2年生のつまづきポイント九九を覚える ~九九さえ覚えればかけ算ができるのか、あやしいです~

九九を覚えるのが苦手で、学校で九九の暗唱テストをするのが嫌いだったので、子供には授業でならうよりも少し早く九九を覚えて、得意と思える状態で九九の授業を受けてほしい思っていました。

九九を覚えるための作戦(オーソドックスです)

①トイレの壁に九九のポスターを張る
②リズムに合わせて九九を歌で聞いて覚える
③クイズをしながら楽しくアウトプットして覚える

小学2年生の春から早速上の作戦を実行に移しました。

しばらくして、
『トンボが3匹います。はねの数はいくつですか?かけ算の式と答えを書いてください』
とトンボが3匹いる絵を見せながら問題を出しました。
娘の回答を聞いて愕然としました。
12枚羽があるから、6×2=12 12枚 と言いました。
掛け算はあってるけど、何も大事なことを理解していないとショックを受けました。

もう1問『7×2は?』と問題を出しました。
7の段、8の段は九九の中で難しい段ですよね。でも、7が2ということがわかっていれば、7+7はできるので答えられるはずなのですが、『うーん、まだ覚えてないからわからない。』という答えでした。
ポスターにはお皿にチョコが7つ、そのお皿が2皿あるから7×2=14のような絵付きで分かりやすく記載があるものを選んでいたつもりでしたが、うちの子は見ていなかったのか、とにかく理解できていませんでした。なので、理解できる子はいいのかもしれませんが、うちの子には九九を暗記するだけの勉強方法では身につかないと起動修正することにしました。

1桁×3桁のかけ算もできるようになった ~今の娘ができること~

1学期と夏休みをかけて下記のようなかけ算ができるようになりました。

1桁×1桁のかけ算
(いわゆる九九 1×5,7×8,9×3など)

1桁×2桁のかけ算
(2×15,13×7など)

1桁×3桁以上のかけ算
(3×124,2000×5など)

かけ算の本質を学ぶためにピグマリオン幼児家庭学習の教材を使いました。
まだ九九の暗唱は完璧ではなく間違う時もあるくらいの状態なのですが、紙で問題を出せば覚えていない九九でもだいたい答えを導き出せます。
ピグマリオン幼児家庭学習の足し算を基本にしたかけ算の考え方で、答えを出せるようになりました。

小学2年生の夏休みの取り組みはこちら

 

ピグマリオン幼児家庭学習とは? ~高い知性と思考力を育てるスーパーピグマリオン本科教室と同じレベルの学具・学材の家庭用教材~

子どもたちの可能性を引き出すのは、親子で一緒に学ぶ家庭学校! それがピグマリオン

3才~小2が学びの黄金期です。この時期の学びこそ生涯の宝物となります。
人類の知性獲得の歴史に沿って、幼児期の子どもたちの発達順序を考慮して練り上げた他に類を見ない幼児教育の学材群です。
自発的、自立的な学習意欲を育み、高い問題解決能力を育てます。

出典:ピグマリオン幼児家庭学習 (pygmalion-jp.org)

ピグマリオン幼児家庭学習の幼児能力開発講座 (第1〜第4グレード)をもともと利用しており、下記の考え方に共感して、教材を使用していました。

ピグマリオンの学びは 詰込みや暗記の「教える」方式とは違って自発的・自立的に「学ぶ」力を身につけさせることに主点を置いた教育方法

出典:ピグマリオンとは?|ピグマリオン幼児家庭学習 (pygmalion-jp.org)

幼児の能力開発講座は使っていたのですが、小学校のお勉強系の教材は使っていませんでした。九九の詰め込みではないやり方を学べるのは、ずっと使ってきて信頼のおける教材の掛け算バージョンではないかと思い、取り組んでみました。ピグマリオン幼児家庭学習の伊藤先生のdvdをまず親が見て、考え方を理解します。同封されているプリントに詳細な考え方があるので、それを見て、子供に説明し、子供に取り組んでもらうという進め方です。できるだけ説明せずに子供が考えたり気づいたりすることを重視している教材です。
また、説明分も小学1、2年生が習わないような感じもフリガナなしで書いてあるので、子供だけでは進められません(漢字が得意な子はもしかしたら自分で取り組めるのかもしれません)。うちは取り組むときは一緒に行い、子供が問題を解いて考えている時間は他のことをするようにしています。隣にいて、ずっとかんがえているとつい口を出したくなってしまうので、呼ばれたら行くくらいが私と娘にはちょうど良いです。
考え方が親でもハッとする気づきがあるというか、そういう考え方もあるんだなとか、幼い子でもこんな風に順を追って学んでいけばできるんだということが勉強になります。

幼児の能力開発講座もおすすめなので、別の機会にレポートしようと思います。

ピグマリオン家庭学習のかけ算の秘密 ~なぜかけ算なのに足し算?~

ピグマリオン幼児家庭学習のかけ算の教材の中で、九九を先にやらないでくださいというような注意があります。我が家ではすでに九九の取り組みを始めてしまってたので、ピグマリオン幼児庭学習の教材のやり方を満たしていないかもしれないのですが、それでもすごく効果がありました。

まず、足し算の延長線上にかけ算があることをドット棒などで実感しながら、簡単なかけ算から勉強します。

ドット棒(1列10個のもの)を1列、2列と並べ、10が1つで10、10が2つで20とドット棒を見せて、10+10で20だけど、これを10が2つで2こということで10×2っていうふうにも表せるよみたいに、話しながら4列ならいくつ、7列ならいくつと実際のドット棒を並べてもらいながら答えを言ってもらいます。10の段なので簡単で、九九がわからない子も答えられますし、想像ではなく実感できるので、理解しやすいと思います。

これで、『7×2は?』がわからないといっていた長女も7が2つだから14がわかり、他の九九がわからないものもドット棒を渡してどんどん数を並べてもらうと、足せばいいんだということに気づいたようです。

縦横を変えて、10が1つでも、1が10でも一緒。つまり10×1も1×10も同じということも、他の数でも前後を交換しながら、結果同じ数になることをドットを数えながら確認しました。

これで、もし九九で苦手な段があっても、違う段の九九として、例えば7×2だったら2×7がわかれば答えがわかるということを理解したようです。

ピグマリオン幼児家庭学習のかけ算の秘密 ~足し算と引き算で大きい数でも計算できる~

長女の考え方
問題) 3×124=
①124+124=248
②248+124=372
つまり124+124+124をしている。

答え372

問題)  234×8
①234×10=2340
簡単な10をかけて、そのあと2列分多くかけたので、その分を引くという考え方
②234+2=468

①から②を引く
2340-468=1872

答え1872

こんな風に計算しています。これであれば、片方が1桁であれば、ほぼほぼ計算できます。

実際のプリント

ドット棒

こういう風に考えられるようになるまで、ドット棒を使って、8×10は10×10して2×10を引いたものと同じというのを数字を変えながら何度もやってみました。どうすると簡単に計算できそうかを意識して計算するといいよというのを伝えるために、簡単に計算できる方法をとなりでしていると興味を持ってくるので、その時にさりげなく教えたりしていました。

5×大きい数なら、10をまずかけて半分にするほうが簡単かなと計算を紙にかいてみたり、
わからなかったら最終的には足し算をすれば回答がでるのを見せたりしているうちに、だんだんと子供が理解できてきて、切りが良い数字の計算+足し算や引き算で計算することができてきました。

ピグマリオン幼児家庭学習のかけ算の教材はかけ算(1)とかけ算(2)があり、両方とも約70枚くらいのプリントです。
かけ算(1)は九九や足し算引き算をベースにした考え方。文章題など。
かけ算(2)では10以上の掛け算について考え方を学ぶようですが、まだかけ算(2)に入れていません。
九九がほぼほぼマスターできたので、九九を習う時期を使いながら、応用編としてかけ算(2)も学習してみようと思っています。

 

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